製品前のテスト走行
- qzm05404
- 5月5日
- 読了時間: 2分
GB350キャブトンマフラーの開発が最終段階に入り現在ロングランテストを行ってます。
先月4月4日に名古屋MCショウへの往復と寄り道で約200km、その他ちょい乗りで100km、
そして昨日南伊勢へ日帰りで200km、と合計500km程走行しました。
計画では量産開始まで1000km以上走る予定です。
今までの経験上、長時間(距離)を走ると細かい点で気になるところが見えてきますので走行距離の目安として1000kmを設定してます。
今回は新しい方法としてサイレンサーを車体から吊り下げるステーを用いずにエキパイとの接続だけで保持しています。その接続ステーの強度と耐久性を確認してます。
1000km程走ったところでステーの状態を詳しく確認する予定です。
昨日走行して気になった点が一つ有ります。
特定の回転域でハンドルに細かなバイブレーションを感じた事です。
これは純正マフラーでは無かった現象です。
これはマフラーを社外品に変更するとたまに発生する事です。
排気音(音圧、周波数)が振動となりマフラーに伝わり車体を通じてそれがハンドルに微振動となって現れます。
純正マフラーでもこの現象は起こってますがマフラーのマウントにはサイレンサー部とエキパイにラバーマウントを採用しており振動が伝わり無い様にされています。
今回のキャブトンマフラーはGB350、350S、350Cに対して全て共用する設計上、エキパイをフレームにリジットマウントしているのが原因では無いかと思ってます。
本来、ラバーマウントにした方が良いのですが上記の理由でリジットマウントにしましたがGBのエンジンはバランサーを搭載しておりエンジンの振動をかなり軽減している為、エキパイのマウントをフレームへリジットマウントにしてもエキパイへ溶接されたステーへのダメージも問題ないとの判断をしています。(これは長距離テストで確認する項目です)
近日中にエキパイのマウント部を純正マフラーのラバーマウント位置に変更してハンドルへのバイブレーションの発生具合を検証したいと思います。
大内山から南伊勢へ抜ける県道68号の山の中
エキパイはテスト用なのでメッキ無しの手曲げで焼けたままなので汚い(笑)

南伊勢の海岸沿いの入江には小さな港が沢山あってどこも船釣りのお客さんで賑わってました。

5月はとても良い気候なのでまた日帰りテストツーリングに行きたいと思います。




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