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前職〜現在の仕事のこと

更新日:1月13日

昨年末より移転先の工場の仕事環境作りに励んでます。


ざっと私の現在の仕事内容について紹介します。

・オートバイ部品の貿易

・某バイクパーツメーカーの開発手伝い

・カスタムバイクショップのオリジナルパーツの開発・生産

・友人のバイクカスタムの手伝い

・オリジナルカスタムパーツの企画・開発・販売


もともと私は物作りにおいては本業ではなく、今までの仕事上の経験は自動車、オートバイの整備(レースのメカニックもやってました)、営業、商品企画開発、経営でした。

物作り(オートバイの部品)に関しては営業側として開発製造の現場へ出入りしてましたのでそれなりの知見の蓄積はありました。設計のプロから設計に関するノウハウや材料の知識、溶接職人から溶接のイロハから高度なテクニック、その他、CNC加工会社、材料メーカーなどから色々な事を教えてもらいました。


前職のほぼ後半は経営者としての仕事でしたから自分で物を本格的に作った経験はありません。しかし、作ることは好きでしたので自分のバイクのカスタムパーツは自分で作ってました。


そんな中で溶接が好きですね。特にマフラーのエキゾーストパイプの造形に惹かれるものが有ります。

頭の中でイメージしてカットしたパイプを溶接で繋げてカッコよく、エキゾティックなパイプレイアウトなんかが出来ると最高に幸せです。

(販売する製品は専門のマフラー職人さんに作っていただいてます)


定年退職してから縁があって海外との貿易の仕事を始めました。その傍ら取引先の工場に間借りして溶接を教えてもらいました。

老眼で見づらくなってから溶接を始めるのは一般的には有り得ないそうです。一般的には溶接職人さんはこのぐらいで引退します。確かに視力はハンデになりますがその日の調子によっては問題なく溶接作業ができます(老眼鏡+溶接面には拡大レンズ装着)ただ、長時間の溶接はやはり目が疲れるので無理です。短期集中でやってます。


そんなこんなでしまいには自社ブランドを興して自分の所有しているX-ADVとGB350Sのカスタムパーツを作って販売し始めました。


周りの人からは第2の人生を楽しんでるね!と言われますが好きなことで生計を立てることは容易では有りません。前職で経営者をやってましたのでそう甘くはない事は重々承知です。本当は定年後再就職して生活できるぐらいの収入でいいので出来れば今までと違う業種のサラリーマンが希望でした。結局、ご縁に引き寄せられて同じ業界でまた同じような仕事をやり始めてます。


趣味を仕事にするのではなく、仕事が趣味になる方が良いと思ってます。


最後に溶接機について紹介したいと思います。

詳しく知らない方に向けた入門レベルの内容ですのでご了承下さい。


左が半自動溶接機といって通称『ミグ溶接機」とも言います。

溶接トーチの先から鉄製のワイヤー(現在使ってるのは太さ0.8mm)に電気を流してワイヤーを溶かしながらくっつけていきます。(ワイヤーが電極となってます)その際、同時に炭酸ガスを吹き出して溶接部をシールドし熱による酸化を防止しています。今回のような作業台などの構造物を作るときに溶接部の強度もあり、溶接スピードも速いので大変便利です。

ちなみに溶接する素材によってワイヤーやシールドガスは変わります。


右側はTIG溶接機(アルゴン溶接とも言いますね)です。

主にマフラーのパイプの溶接にはこの溶接機を使います。

溶接電流の出力には直流と交流があり、ステンレス、鉄、チタンなどは直流、アルミは交流で溶接します。この溶接機は直交両用(切替)なのでどちらも出来ます。MIG溶接機と同じくシールドガスを使用しますがガスはアルゴンガスです。


興味が湧いてより詳しく知りたい方はネットで調べてみて下さいね。


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そではまた。




 
 
 

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